支援の流れと発達検査・学力検査・知能検査

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支援の流れと検査

初回面接
保護者からお子さまの好き、嫌い、得意、苦手などと、今後の支援に関する希望などをお伺いします。

アセスメント
お子さまの観察や必要な検査を行いながら、今の状況と具体的な環境の把握を行い、様々な角度からお子様の特性を捉えます。

個別支援計画の作成
アセスメントをもとに、一人ひとりに合った個別の支援プランを立て、保護者の方と共有します。お子さまの可能性を伸すことを中心に、長期目標、短期目標を設定し、個別支援計画を作成します。

療育
環境調整を行い、お子さまへのかかわり方も工夫しながら集中できる時間を増やしていきます。問題行動がある場合には、お子さんの強みや長所を生かしながら関わることで改善へ繋いでいきます。様々な療法も使います。療法には、応用行動分析(ABA)、認知・行動療法(CBT)、SST(社会的スキル訓練)、問題解決法、アンガーマネージメントなどが挙げられます。

モニタリング
個別支援計画に沿った形の療育がどうであったか、お子さまについて、保護者と一緒に振り返ります。できたことを確認し、お子様の現状と照らし合わせながら次の希望などをお伺いして、再度個別の支援プランを考えていきます。

検査について

お子さまの特徴をよりよく知るために、発達検査、知能検査を受けることができます。また今の学習進捗状況を見てケアするために学力検査(TK式個別学力アセスメント、(改訂版)標準 読み書きスクリーニング検査)も行います。

ラポール発達教室Advanceでは、新版K式発達検査2001、ウェクスラー式知能検査(児童版のWISC‐Ⅳ、幼児版のWPPSI‐Ⅲ)、PVT-R 絵画語い発達検査があり、主に公認心理師や臨床発達心理士、保育所等訪問支援員が検査を担当します。検査結果は情報として、お子さまにとってどのような支援が必要か、そしてどのような可能性を持っているのかに重点を置いて考えていきます。また、言語聴覚士によるS-S法や、構音検査なども受けることができます。
※検査については、下記をご覧下さい。

ウェクスラー式知能検査

ウェクスラー式知能検査は、1938年刊行のウェクスラー・ベルビュー知能検査を起源とし、70年以上の歴史を持つ知能検査です。日本において最もよく使われる知能検査のひとつです。ラポール発達教室では、児童版のWISC-Ⅳ、幼児用のWPPSI-Ⅲがあります。いずれも、1対1で行う個別式の知能検査です。

新版K式発達検査2001

新版K式発達検査2001は、0歳から成人までの発達をはかることができる発達検査です。運動、認知、言語などの側面から発達をみることができます。乳幼児向けの検査では、なじみのある道具も使われており、子どもの自然な行動、やりとりの中で課題を行うことができます。

国リハ式<S-S法>言語発達遅滞検査

発達レベル1歳前後~小学校就学前後までを対象として、言葉の遅れの有無や程度、様相、その背景等を調べる検査です。どこでつまづいているのかを把握し、言葉の発達への働きかけの出発点を知ることができます。
※国リハ:国立障害者リハビリテーションセンター
※S-S:Sign-Significate

新版 構音検査

構音(ことばの発音)について系統的に評価、診断し、治療の適応について判断する検査です。乳幼児では、音の誤り=障害ではなく、発達途上において徐々に正しい発音を獲得していきますが、年齢が高くなっても構音の誤りがある場合、構音検査を用いて評価、診断し、構音治療の適応を検討していきます。

TK式個別学力アセスメント

2018年、学力的な支援が必要と思われる児童がどの段階でつまずいているかを正しく評価する目的で開発されました。小学1年生から6年生までの基礎的な学力である「読み・書き・計算」の力を把握して、誤りの傾向から原因と支援を考えていきます。

(改訂版)標準 読み書きスクリーニング検査 

—正確性と流暢性の評価―

小学生を対象とした日本で初めて読み書きに特化した検査として2006年に出版されました。改訂版では、従来の「音読」「書取(聴写)」に「速読」等も加わり、小学生から中学生まで、より言葉の正確性と流暢性がわかるようになりました。発達性ディスレクシア(※)の傾向をみることが出来る検査です。

 (※)知的に問題なく、視覚・聴覚の器官に異常が無いにも関わらず、読み書きの能力が著しく困難な症状

これらの検査以外にも、簡便な「聴写テスト」を用いて、拗音(小さいャュョ)長音(伸ばす音)促音(小さいッ)等の苦手な特殊音の検出も実施致します。

PVT-R 絵画語い発達検査

対象年齢3歳から12歳3か月。10分程度で言葉の理解度をみる検査です。言葉には表出と理解の二つの要素がありますが、当検査は絵の指差しで語い理解力を測ること可能です。発話のないお子様でも、おおよその発達段階が推定できるため、理解度に基づいた支援へ繋げていくことが出来ます。

 

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